本当に何がどこでつながるかわからない。人との再会や出会いがこんなに生活を彩ってくれるのかという経験をしました。古墳ファンなら一度は聞いたことがあるでしょう。兵庫県高砂産の竜山石。
石棺の材として人気ブランドだった竜山石。その竜山石が現在も採掘されていてその現場を見させていただき、ナマのお話を聞かせてもらうことができたのです。それも本当に偶然が積み重なったことでの出来事でした。
以前のブログにも書きましたが振り返りもこめてもう一度書きたいと思います。昨年、息子の高校野球最後の選手権大会予選2回戦が高砂球場であり、車で応援にいきました。そのときに見た、山が削られて大きな崖になっている風景。
すごいなあ、何かを採掘していた跡だろうなとは思っていましたが、その時はそんな印象をもったまま、息子の高校野球の勝利に酔って高砂から帰っただけでした。そのあとその山肌のこともすっかりと忘れておりました。
今年に入り高槻市にある物集女車塚古墳の見学に行きました。特別公開で古墳のなかをみさせてもらったのですが、その時に初めて兵庫県産の竜山石を使っているとの説明がありました。『わざわざ石の名前を言うくらいだから有名でよく古墳に使われているのだろうな・・・』くらいに思い、後日何気なくネット検索してみると。
竜山石採掘遺跡と書かれた写真が出てきて、あ、これ高砂球場に行くときに見たやつだ！とはっと思いだしたのです。そう重なると高砂に行きたい！と思い立ち、高砂へと一人向かったのが夏ころ。それをインスタに投稿したところ・・・。
懐かしい友達が、竜山石の採掘やっている会社がお友達だけどよかったら紹介する、と連絡をくれたのです。二つ返事で行く行く！とつないでもらうことをお願いし、暑さが和らいだ１１月に訪問することが出来たのです。
行く前から少し興奮していました。「大王の石」（古墳に眠る大王の石棺に使われていたからそう呼ばれています）が今も採掘されていてその現場を見れるということに。しかも偶然友達の友達でつなげてくれたご縁。偶然が偶然を呼んだ貴重な時間になるなあとわくわくしておりました。
と、いうことで竜山石見学の記事はまた次回にしますね。
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人と人とのつながりというのは奇跡ですね。
書道教室にお越しいただいた方との出会いもまた奇跡で楽しいものです。
