やさい日記

複線的人生の創造

天皇陵の伸び放題の木が墳丘を傷める問題の楽しい解決策を考えました

昨日の新聞に履中天皇陵から円筒埴輪列が見つかったとありました。平成30年の台風で墳丘の木が根こそぎ倒れ、その復旧作業をすることで発見されたそうです。

 

その考古学的成果が見られた一方で、伸び放題の木が墳丘を傷めるという問題が出てきているそうです。近年は台風被害が大きくなってきて、墳丘の維持管理が難しくなってきているとか。

 

天皇陵は皇室の祖先の墓として静謐を守る必要があるとの点から大掛かりな作業はなかなか難しいそうです。とはいえこのまま放置すると、大切な古墳が傷んでしまうということになりかねません。

 

天皇陵も江戸時代までは出入りが比較的自由で、地元の住民が薪に使うように伐採をしていたそうですが、現在のように雑木が生い茂るようになったのは明治以降だということです。

 

森林浴を楽しめる古墳に整備をして維持管理をしていくというのはどうでしょう。計画的に伐採をして常緑広葉樹を植え、森林浴ロードをつくり、一般市民に開放するという考えです。天皇家の安寧、死者の弔いという観点から、静謐を守ることは大切だと思うのですが、未来永劫日本の天皇陵は守っていくためには手を加える必要があると思います。

 

もう全く個人的な趣味を掛け合わせただけなのですが、自分では面白いアイデアだと思います。仁徳天皇陵で森林浴が出来たらますますいいエネルギーがもらえるのではないでしょうか。市民や観光客が森林浴を楽しむ場に古墳がなれば、眠っている天皇もお喜びになられるのではないでしょうか!?

 

そんな未来が来れば楽しいだろうなと夢想しています。まあ森林浴ロードを作るかどうか、一般に公開するかはさておき、無造作に生えている樹木の管理は、天皇陵を維持していくためにも対策は必要だと思います。