やさい日記

複線的人生の創造

2024-01-01から1年間の記事一覧

【読書記録】3つの世界 山口揚平著 プレジデント社

ずっともやもやしていたことが晴れたような気がします。キャピタリズム(資本主義)に恩恵を受けています。しかし社会を支えているエッセンシャルワーカーの賃金が低いのに、富裕層は余ったおかねを株式や不動産に変換しおかねを無意味に増やしている・・・…

書作品の詩文選びと作品づくりの流れ

書をやっていると1年に何度か展覧会に作品を出す機会があります。コンクールのような展覧会や、所属する書道会での展覧会。二つは違いもありますが、ことばをえらび、書にするということついては、同じ性質ともいえます。 書道の展覧会ではジャンルがありま…

【読書記録】わたしのコミュニティスペースのつくりかた

雲雀丘・旧安田邸の保存活用を考え動き始めてから初めて気づいたことがあります。建物は人がいて建物として成り立つということ。もう当たり前と言えば当たり前なのですが、そんなことすら知らなかったわけで。保存するには、人間が活用していかないと、保存…

人と建物の寿命が違うからややこしい

今朝の産経新聞。「モンテーニュとの対話」というコラムに思わず膝を打ちました。 「神事とは生者だけのものではない。継承してきた死者たちのものでもある。」 「生者のおごり」 私がうんうんと頷いたのはコラムの本旨よりも枝葉末節の部分なのでコラムの内…

JR畝傍駅の貴賓室が取り壊しの危機に

昨日の産経新聞夕刊。JR畝傍駅の貴賓室が老朽化で取り壊しの危機にあるとありました。 昭和15年に橿原神宮一帯で皇紀2600年の奉祝行事があり、JR畝傍駅はその玄関口となったそうです。皇室が休憩されたのがその貴賓室でした。昭和34年には今の上皇ご…

やさいラジオを始めました

ご無沙汰しております。 急に思い立ってラジオを始めてみました。 radiotalk.jp ひとまずプロローグと言いますか、第1回目の予行演習的な感じで配信してみました。インスタで告知したら意外にも聞いてくださる方がいらっしゃって、メッセージや直接会ったと…

あなたは何のために書をやっているのですか?

価値ある建築物の活用を語る会と題して、建築や左官、材木を生業にしている仲間といろいろと語り合ってきました。 表面的、具体的な話というよりも、根底というか哲学っぽいというかそういう話でクールにでもハートは熱く盛り上がりました。生業は違えども根…

【読書記録】落日燃ゆ 廣田弘毅の胆力を学ぶ

城山三郎著の「落日燃ゆ」。この本を高校時代に読んだのですが、昭和史に興味を持つきっかけになったと同時に、こんな生き方ってすごいなと衝撃を受けた、思い出深い伝記小説です。 前回吉田松陰に触発されて「誠」という書をかきました。それをきっかけに「…

吉田松陰に触発されて書いた「誠」

新年の初作品はこちら!「誠」。はがきサイズの100x148mm。吉田松陰の本を読んで触発されました。たった一文字ですが、とても重みのあることば。松陰先生いわく、この誠は最高の一文字。この字をよく味わい、私欲ではなく誠に生きると誓ったときか…

1月も半月経ちましたがあけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。1月も半月経ちました。そろそろブログの更新もしていこうと思います。 以前も書いたことあるかもしれませんが、私は人の字が好きなんです。(自分のはあんまりだけど)その人が書いた字は唯一無二で、他の人には絶対にかけ…