筆を持つ時間|川西市の書道教室 楠書塾

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墨を磨る時間の価値

私たち現代人は何かにいつも追われています。

 

仕事、家事育児。親の介護など。

 

多忙ななか、なんとなく見てしまうスマホ。現代人が1日に受け取る情報量は、江戸時代の人の『一生分』に相当すると言われています。

 

私たちの脳は、休む間もなく動き続けていますよね。

 

そんな日常を少し離れて、ただ墨を磨って、ただ筆を運ぶ。自分を取り戻しリフレッシュする時間がとても貴重だと思います。

 

教室ではまず墨を磨ってから始めてもらっています。

 

不思議なことに、10分も磨れば十分書けるはずなのに、皆さんそれ以上に長く、静かに磨り続けていらっしゃいます。きっと、その時間が心地よく、贅沢なものだからでしょう。

 

この墨を磨る時間が日常と自分との境界線なのかもしれません。

 

イチロー選手は打席に入る前に必ず決まった動作を繰り返していました。

 

私たちが筆を持つ前に『墨を磨る』という時間もまた、イチロー選手のように、自分を最高の集中状態へと導くための、欠かせない儀式。

 

忙しい日常から少し離れ、儀式を経て、自分だけの世界に集中する。そんな時間を共に過ごせたらうれしく思います。

 

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上手く書くよりも大切にしていること

「自分の字がコンプレックスです。」

そういう声をよく聞きます。

 

ほんとうに

みなさん字はそれぞれです。

 

同じお手本をみて書いていても

一つとして同じ書は出来上がりません。

 

私はどんな字も好きです。

温かい字。

かっこいい字。

迫力のある字。

すべてがその人の内面から出てきた宝物です。

 

墨を磨ってただ書く。

その時間を大切にした教室にしたいと思っています。

 

上手いとか下手だとか、所詮は他人の評価です。

ただ筆を持つ時間こそが尊いと思います。

 

お習字を通じて、

そんな書のみちを一緒に歩んでいきませんか。

 

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