興奮しながらタイプしています。ついに楠書塾の珈琲部が始動しました。これを書いているのは5月25日木曜日。珈琲部創部の日になるので今日は何の日か調べてみました。
5月25日の中でも気になったのが「有無の日」と呼ばれるもの。なんじゃそれ?と思ってネット検索してみると。「ありなしの日」と読むそうです。うむじゃないらしい。で、この由来がおもしろいんですよ。私の大好きな日本史ネタと絡んでいます。
登場人物は第62代村上天皇。日本史上では有名な天皇に入ります。高校のすべての教科書で登場するくらい。平安時代の天皇で、醍醐天皇の子です。教科書的な話をすれば、関白藤原忠平の没後に自ら政治を行ったことです。その治世は天暦の治と呼ばれ、天皇が自ら政治をされた理想の時代と後世では称賛されました。
ところがです。天暦の治と呼ばれ理想化された村上天皇ですが、急な事件以外は政務をされなかったとか。ほんま?それなのに天暦の治と讃えられた?意外ですよね。私が繰り返し読んでいる【いっきに学びなおす日本史】にもこう書かれています。
延喜・天暦の治
後世に喧伝されたほど、治績があったわけではない
なるほど・・・。その村上天皇が崩御されたのが5月25日で、その日を【ありなしの日】として記念日にしたそうです。しかしだれが記念日に制定したのかわからないとか。なかなか謎につつまれています。
さて珈琲部の話に戻ります。今日初めて事業を行いました。大阪で最古といわれている本町にある平岡珈琲店に行ってみたのです。本町駅2番出口(階段は工事中なのでエレベーターのみ)を出て、3分ほど歩いて到着。道もわかりやすいです。
ということで平岡珈琲店のお話は次回に。ではではまた。