やさい日記

複線的人生の創造

西宮の広田神社は気持ちのいい場所だった

私は日本史がめっちゃすきで、日本中の名所旧跡めぐり、古墳めぐり、城めぐり、神社仏閣巡りに行きたいんです。といっても休みの日は家でのんびりして、書をかいたり、本を読んだりダラダラしたいのもあるんですが。

 

わたくしやさいがいかに日本史を愛していて楽しんでいるのかを熱く語るやさい日記にしたいと思っています。その熱がみんなに伝わって日本史を好きになってくれたらうれしい。今日はそんな日本の歴史と少し絡んだお話です。

 

私は中日ドラゴンズが好きなのですが、阪神タイガースが必勝祈願をしているのが西宮の広田神社。行ってきました。

 

結論から言うとめっちゃ気持ちのいい神社でしたよ。曇り空だったのですが、広い空間に清楚な社殿がありました。車で行ったので最初の鳥居から歩けなかったのが残念でした。松の並木も風情がありここは歩くべき。次回のお楽しみにしておきます。

 

広田神社の歴史。神功皇后三韓征伐の帰りに立ち寄り作ったそうです。3世紀前半の創建。これは現存するなかではかなり古い貴重な神社です。もうそれだけでワクワクします。

 

神功皇后応神天皇のおかあさんですね。神がかりな言動の多い女性ですから、今で言うスピリチュアルで霊感の強い方だったのでしょう。卑弥呼のようなシャーマン的な感じかな。

 

なかなかこの皇后さまは勇ましいんです。西の方にお宝のある国がある!と神のお告げを受けて、朝鮮の一つの国である新羅に攻め込み成功させます。なかなかパワフル。その帰りに九州で産まれたのが応神天皇。その帰りに西宮に立ち寄って作ったのがこの広田神社ということです。

 

この武勇のエピソードから勝運、だから阪神タイガースも必勝祈願をするということに繋がるのでしょう。

 

神功皇后は戦後実在の人ではないと言われてきたのですが、最近はもしかして本当に実在したのでは?という説もあるようです。私はそんな詮索は特に興味はありません。日本人が長く神功皇后がいると日本書紀古事記から伝承してきたわけですから。

 

日本人が神功皇后を語り継いできたということにこそ意味があります。歴史=事実なわけはありません。今になって事実を探ることはほぼ不可能です。日本人の心に残り続けていることが歴史なのですから。

 

日本史はロマン。自分がどこから来てどこへ向かうのか、日本人の根底にある、日本人を構成する遺伝子に神功皇后や広田神社の歴史が織り込まれていて、それをありがたく受け取り未来へ活かすだけのことだと思います。

 

もう一回いいますが広田神社ですが本当に気持ちいいんです。駐車場の隣りにマンションがありましたが、そのマンションに住みたいなと思うくらい。次は1つ目の鳥居から松並木を歩いてお参りに行こうと思います。