やさい日記

複線的人生の創造

博物館へ行くのが楽しい

先日京都国立博物館の「親鸞」展を観てきました。特別展を見に行くときの自分の決め事がありまして。それは「音声ガイド」を借りること。650円にひるむ時があるのですが、「これがないと楽しめない。これは必要な投資だ。」と腹に力を込めて、音声ガイドを借りるのです。

 

音声ガイドは俳優さんや声優さんが解説をしてくれています。声もしぶい。数ある展示物から20~30点くらいをコンパクトに説明してくれています。キャプションの文字を読むより、声で説明してくれる方がわかりやすいのです。

 

最初から一つ一つじっくり見ていくと正直疲れます。気力体力が持たず、途中から適当にみてしまいます。私はだからさらっと流し見していきます。入口の展示は大抵混んでいるのですが、さらーっと通り過ぎていきます。

 

音声ガイドで解説されているものだけをじっくり見ることにしています。解説されていないものはさらっと流し見。音声ガイドの展示の中から自分の中で1位を決めるぞとしています。その1位を見つけたという自分なりの事実をお土産として持って帰っています。一応それを手帳やノートに書き留めておきます。大抵あとで見返すと、「あれこれどんなんだったってけ?」と記憶にないのですが。

 

博物館を出るといつも気分は爽快です。何が自分のなかに取り込まれたのかさっぱりわかりませんし、自分の役に立っているのかもわからないのですが、なんか楽しいんですね。その「なんか」を言語化出来て、ブログとかで表現できるようになったらもっと楽しいだろうなあなんて考えます。

 

あ、ちなみに私が博物館にいくときは、平日有給取っていきます。土日の混雑はちょっとしんどいですので・・・。

 

www.kusunoki-shodo.com