やさい日記

複線的人生の創造

宝塚歌劇に度肝を抜かれた こんな最高のエンタメはみたことないぞ

池田泉州銀行のすみれの花定期預金というのがあります。これは定期預金をすると毎年抽選で宝塚歌劇に招待してもらえるというもの。子供たちが生まれてから20年近く預けていて、今まで2回当選し招待いただきました。

 

宝塚は私の生活圏内ですし身近なのですが、宝塚歌劇となるとそんなに頻繁にはいかないですね。でも偶然今年年初に「宝塚歌劇をみにいく」という目標を立てていたんです。そんな折、私がかつて所属していた木材業界の青年会でOB会があり、それが宝塚歌劇を観劇するという企画でした。おお!これは何としても参加しなければ!と思い行ってきました。たぶん10年ぶりくらい。

 

阪急宝塚駅を降りて「花のみち」を歩き宝塚大劇場に向かいます。一緒にいく仲間に「車で乗っていく?会社で拾おうか?」と言われましたが、丁重にお断りしました。だってこの「花のみち」を歩かないと宝塚歌劇行ったことにならないという思いがありまして。どうなんですかね、ファンのひとは。花のみち、歩きたいですよね?

 

宝塚大劇場はとても大勢のファンが詰めかけていました。当然チケットは満席です。開演まで余裕をもっていって大劇場内のショップをうろうろ。なんかこういう雰囲気が好きです。わくわくします。

 

私がみたのは星組の公演「1789」です。フランス革命をもとにしたストーリーでした。

 

もうね、最初からすごかった。スターたちの演技、歌、ダンスはもう圧巻ですし、音楽、照明も。見に来た人を楽しませるすべての仕掛けがすばらしかったです。スターだけではなく、脇を固める役者のみなさんも。もうかかわるすべての方が全力で一つの舞台を作り上げていることがひしひしとわかりました。

 

あれだけのセリフ、動き、ダンス、歌を覚えるだけでも大変だろうと思います。そしてその苦労を微塵も感じさせないでファンを楽しませてくれます。これは本当に熱狂的なファンが生まれるのも納得です。

 

劇がおわり間髪入れずに宝塚名物?のロケットダンスもすごかった。一糸乱れずに足があがります。どれだけ体力あるんでしょうね。もうすばらしい。最後トップスターがすごい豪華な羽根を付けて登場するとますます会場の熱気があがります。もうこれでもかというくらい最後まで踊って歌ってを繰り広げてくれました。

 

私がみたのは表の世界ですよね。裏ではどれだけの苦労と稽古と涙があるのか・・・。そこを想像すると余計に感じることが増えていきます。スターダムをあがる役者さん、そうではない役者さん。辛くて厳しい世界に自ら志願して、激しい倍率を勝ち抜いて入団し、さらなる競争のなか頑張ってられるのでしょう。夢をかなえることの大変さも少し垣間見れた気がします。

 

それにしてもいいものを見せてもらいました。感じることが本当に多かった。近所にこんな素敵なエンタメがあるのはすごいことです。もう夢の世界です。絶対にまた見に行こう。

 

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