そろそろお盆休みですが、お休みのかたはどんなご予定でしょうか?私は今のところほとんど予定を立てておりません。何かしようと思う一方で、どこも混んでいるし・・・という消極的な考えが浮かんでしまいます。
ということでお盆休み明けの土日に家族もみんな予定があることから、私も一人で一泊旅行でも行こうかと考えています。
私は車を運転することがあまり好きではありません。なぜなら運転に集中しないといけないからです。電車だと本を読んでも寝ても景色をみてもなんでもできます。私にとっては目をいろいろ動かせる電車は本当に最高の移動手段です。
いま計画しているのは【日本海三大古墳】をめぐる小旅行。これを車で行くべきか電車で行くべきかということで悩んでいます。車は早い。そして現地でも自由に移動できる。これは一つ大きなメリットです。
でもデメリットは行くまでに2時間以上運転をしないといけない。そしてほぼすべての区間で運転をしないといけない。この時間が私にはもったいなく感じるのです。もちろん体もしんどい。
一方、電車で行くとなると3時間半から4時間かかってしまう。これはこれで時間がかかりすぎます。そして出発日の午前は書塾の日なので、どうしても出発が午後からになってしまいます。
うむむむ。書塾にない日にこの旅の予定を変えて、朝から電車で行くか。それともこの予定のまま車で行くか(しんどいけど)。それとも強行軍になるけど電車で行って、現地ではバスやタクシーを駆使して急ぎ回るか。
そうそう、なぜ【日本海三大古墳】を回りたいか。それを書き忘れていました。私は書塾をやっている地元川西と豊中にある、猪名川流域の古墳に関心があります。とくにこの古墳時代前期は猪名川流域ではヤマト王権とのつながりがうかがえます。(またこれは詳しく書く時が来ると思いますが)
一方日本海三大古墳のある丹後半島もヤマト王権とのつながりが見られるようです。日本海沿岸は出雲や越など独自の日本海沿岸文化を持っていたのに対し、丹後半島だけはヤマトと懇意であることが認められる点で異質です。
ヤマトが中国や朝鮮との交流をするにあたって、丹後半島の勢力の協力のもとに派遣をすることが出来たとの推測もあります。そして猪名川流域から北上して丹後半島に抜けるルートをヤマト王権は使用していた可能性もあるとか。
ですからヤマト⇔猪名川⇔丹後というのはつながっていた。猪名川との関連から丹後半島の古墳を見ておきたいという気持ちなったわけです。
そこで1泊2日、実質1.5日で回れるかという問題です。いやあ悩ましい。やっぱり電車で現地での時間短縮でタクシーを活用することかなあ。旅の計画は楽しいですがなかなか悩むものですね。