やさい日記

複線的人生の創造

目のこと

日本は言霊の幸ふ国と呼ばれ、古代から言葉を発することを大事にしてきました。私は毎年この時期になると、「今年の花粉症は軽いわ~」って言っています。ニュースでは今年は花粉の飛散量が多いですと話しています。そんな報道は気にしません。言霊が大事ですから。

 

ただ言霊だけでは何ともならないこともありますね。特に私は目がつらい。常に涙が沸いてでてきます。通勤電車で新聞を読むときもハンドタオルで目を押さえながらです。周囲には記事の内容に感動して涙しているのかと思われているかもしれません。

 

私が関西へ引っ越してきてから教えを乞うた書の先生がいます。亡くなられて13年が経ちました。先生は私からするといわゆる「師匠」なのですが、私の書は一生懸命やりつつも「道楽」であるので、その向き合い方で私が先生を「師匠」と表現するのはおこがましい。だからこのような表現をしています。少し話がそれました。

 

その先生との会話で印象に残っていることがあります。私が「右手が使えなくなると書はできなくなっちゃいますね」と先生に話した時。先生はこう言われました。「そうだね、でも手より目が悪くなると厳しいよね。」と。書はかけなくても目で楽しむことができます。その時に『ああ、書を一生楽しむために目は大事にしないといけないな』と思いました。

 

目を大事にしたい一方で目が弱ってきている今。私なりに対策をしています。会社ではパソコンと向き合っている時間が多いため、家でスマホを見ることは控えるようにしています。それでも中日ドラゴンズの動画や昨日も書きました大山シュンさんのファッション動画などは見ますよ。でも手元にスマホを置かないことで極力避けようとしています。

 

オフィスにある観葉植物を見るようにしています。たまに話しかけています。声はださないですよ、やばいと思われたくないので。お昼休みに公園に行って緑を眺めていたこともありますが最近はやっていません。季節がいいから再開しようかしら。整体の先生からはスポーツ選手も使用する心身の健康によい眼鏡を紹介してもらいました。そんなのもやってみようかなと思っています。

 

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