くすのき書道教室ー兵庫県川西市ー

墨の香りx木の香り/ひとりひとりを丁寧に、少人数の書道教室

クリスマスツリー作りイベント向け木の看板を書いた

木の看板を書くおしごと。

実は初めての事なのでかなりドキドキしました…。

無事に出来上がったので、やり方を書いておこうと思います。

ちなみに去年のクリスマスの話、時期外れでスミマセン!

 

きれいな檜の板を2枚接いでもらいました。


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 まずはサンドペーパー#240で丁寧に表面を磨きます。

 

との粉を水とだいたい1対1で混ぜて、刷毛でよくかき混ぜます。

 

木目に沿ってまんべんなく塗っていきます。木目を埋めていくようなイメージですね。


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しばらく乾燥させたあと、まだ半乾き状態ですが


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 軽く手拭いなどの布で拭き取ります。

拭き取ったら日陰でしばらく乾燥させます。

 

1時間くらい乾燥させるので、お昼ご飯を食べにいきました。

 

帰ってきてもう一度きれいな手拭いで残りのとの粉を拭き取りました。

 

これで準備完了。しっかりいよいよ書き始めます。

 

墨(油煙墨)はトロトロになるくらい濃く磨ります。薄いと滲んでしまうので濃く磨ったほうがいいそうです。木に書ける墨汁もあるのですが、こんなきれいな天然の檜には、やっぱり天然の墨を磨ったほうがいいと思いまして。

ミニサイズの板に試し書き。


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うまく滲まずにかけてホッとしました。

 

さていよいよ本番、一発勝負。


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出来ました。

欲を言えばきりがないです。一発勝負の怖さもありながら、一発で仕上げる面白さもありました。

 

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 クリスマスツリー作りのイベントでこんな風に飾られました。

イベントも大盛況で予定数量すべて完売!よかったよかった。

 

(おねがい)

道教室とは関係ない話ですが。

 

みなさんに作っていただいたクリスマスツリーの飾りつけのコンテストを1月24日までフェイスブック上で開催中です。どなたでも投票できます。以下のページの最新記事をチェックしていただき、いいね!と思うツリーに、「いいね!」を押してください。御協力よろしくお願いします。。。

www.facebook.com

 

 

 

 

 

 

 

平成30年のはじまりに

あけましておめでとうございます。

今年の元旦、2日はいい天気でしたね。


f:id:y-kusunk:20180109134325j:imageジョギングを終えて芝生で寝転ぶと、とても新鮮な気分になりました。

雲が少し浮かんでいるのもいいですね。


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冬の青空は格別です。透き通っていてすがすがしい。今年もどうぞ書道教室と私の書、諸をよろしくお願いいたします。

 

新年の書の活動は硯を研ぐことから始めました。


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泥砥石で丁寧に磨きます。こうすることで硯の鋒鋩が立ち、墨が磨れるようになります。なのでとても大切な作業。墨が磨れないと書は始まりませんね。


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先輩から奈良の玄勝堂さんの墨をプレゼントでいただきました。時折墨や筆を頂くことがあります。ありがとうございます。大事に使わせてもらいます。今年の磨り初めは、この「玄龍」でした。


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墨の下りが早く、重厚な色が出ました。香りも嫌みがなくとても気に入りました。濃く磨りすぎたので粘るかなと思ったのですが、意外とさらっと書くことが出来ました。いい墨を頂きました。これからも使い続けようと思います。

 

1月の教室日程です。

 

1月20日(土)9:30~12:30

1月27日(土)9:30~12:30

川西市 はじまりの杜

※11:30分までに入室ください。

※体験も募集中です。メールフォームから連絡ください。

 

 

年内最後のお稽古を終えました

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年内全てのお稽古が終わりました。

 

小学生の生徒さんには仮巻きした作品をお渡ししました。おうちに飾ってもらえたらうれしいです。

 

道教室の初年が終わりました。2月に書く環境が大事だと思ってこだわっていたところ、木をふんだんにつかった「はじまりの杜」と巡り合いました。墨で汚れる可能性があるので、『利用させてもらうのは難しいだろうな』と思ったにもかかわらず、快く貸していただいた時は本当に驚きました。それから毎月3回ずっと使わせていただいています。

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杉のいい香りと墨の香りに初めて来られる方は驚かれると思います。書は自然と密着しています。墨、紙、硯、筆、あらゆる書道具は自然素材から出来ています。はじまりの杜も木材などの自然素材で出来ています。自然を感じながらゆったりと自分のペースでお稽古すると気持ちを落ち着かせてくれるでしょう。

 

来年も一人一人を丁寧に、来ていただいたみなさんに満足していただけるようなお稽古をしていきたいと思っています。

 

1年間どうもありがとうございました。

 

来年は1月20日(土)からお稽古始まります。初回体験は500円です。道具もすべて教室で用意していますので、てぶらでお越し頂けます。

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体験お申し込みやお問い合わせはメールフォームからが便利です。

お気軽に連絡ください!

 

 

 

 

 

書き初めを仮巻仕上げしました

もう12月ですね。書道教室は16日(土)が年内最後のお稽古です。

 

小学生の生徒さんは書き初め作品を書きあげました。最後の1枚で渾身の出来栄え、思わず拍手!

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さてこの書き初め作品を掛軸にしようと業者さんに相談しました。

 

書き初めは八つ切りの書道紙を使っています。半切の1/4サイズ。このサイズでも表装してもかかる手間は同じなので4、5千円と半切並みの費用がかかります。

 

お習字の展覧会でよくみられる仮巻だと、2千円くらい費用がかかるのに、仕上がりがいまいちなので、お受けしていないとのこと。

 

結論から言うと、「仮巻」を私が仕上げるということになりました。

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「私、不器用なんですけどできますかね?」って業者さんに聞いてみたら、「大丈夫、できます。」ときっぱり言い切られまして、やるしかない。

 

まずは作品のしわのばし。アイロン台に新聞紙をしいて、そのうえに手ぬぐいを置きます。そして作品を裏向けておき、霧吹きでたっぷり水をふくませます。

 

少し時間をおいてから、アイロンで中心から外へゆっくりとあてていきます。確かに紙の折りしわ、墨で収縮してしまったしわが綺麗に取れました。

 

そして作品がしっかり乾いたのち、仮巻に貼ります。

 

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(仮巻の画像は書遊ネットから引用しました)

 

仮巻に作品をべったり貼ってしまうと、巻き取るときに作品が引きつられてしまい、破れかねないです。それを防ぐために、作品上部に遊びを持たせる必要があります。

 

和紙を短冊状に切り取り、作品の四隅にのりづけします。(作品を上、和紙を下)和紙にのりづけをし、下をまず仮巻に止めます。そしてその後上の部分をのりづけします。

 

完成。

 

少し四隅にはった和紙が長かった気もしますが、仮巻を巻き取る際にも和紙がたわんでくれて、作品はしっかりと守られていました。

 

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年内最後のお稽古で生徒さんにお渡しします。ぜひお正月にはおうちで飾ってもらえたらいいなあと思います。

 

書き初めの練習をしたい!というご希望ありましたら、16日(土)体験にお越しください。お気軽にお問い合わせください。

 

最近は星にまつわる句や歌を書いています

 

たのもしい人間へ

冷え込みがきつくなってきましたね。

 

お稽古の朝、薪ストーブにオーナーさんが火をいれてくださいました。


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2階のギャラリーでは足元からやわらかいあたたかさが伝わってきました。木の空間ならではの冬の温かさです。

 

書道で使った反故紙を火の中にいれると、火が大きくなり、薪にもしっかりと火が伝わりました。書き損じた紙が教室の暖房に貢献したと思うとおもしろかったです。

 

教室では小学生のお子さんや大人の方がゆっくりと書を楽しんでいらっしゃいます。休憩もなしに真剣にされているので、しんどくないのかなとこちらのほうが気になります。「ご自分のペースでやってください」とお伝えしますが、書と向き合うと集中するんですね。

 

小学生の生徒さんにはひらがなや漢字を練習した後、大きな紙に思いっきり筆で好きなものを書いてもらっています。筆を使うこと、墨を使うこと以外は自由に書いてもらっています。お稽古によって紙を変えたり、筆の種類を変えたり、朱墨をつかったり、淡墨(濃く磨った墨に水を入れて色を薄めた墨)をつかったり、日によっていろんな体験をと考えています。


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なにげなく引いた一本の線がかすれたり、筆の毛先がねじれたりして、とても面白い表情になっています。これもアートです。

 

さて話は変わります。

 

子どもの成長とはなんぞやということについて考えていました。

 

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子どもがたのもしい人間へと成長するということ。

それが究極の目標だと思うのです。

 

 

賞をとればいい

勝てばいい

上手になればいい

 

それは大人の欲、子どもを通じて大人が自己実現をしているだけ。勝つこと、上手になること、賞をとることだけでは、たのもしい人間への成長ははかれないのかなあと思います。

 

それよりももっともっと大事なことは

 

☆その瞬間を一生懸命にやりぬくこと

(→自分は上手いとえらそうにふるまって手を抜くことが一番下手くそ!)

 

そしてそのうえで

 

☆思いやりがあること

☆いたわりの気持ちがあること

☆何がまっとうで、何が正しくて、何が大切なのか考えられること

 

それを意識して信念をもって生きる大切さを、ずるいことはなるべくしないでひたむきに生きることを、私はこれから関わっていく子どもたちに伝えていきたいな・・・

 

と、カラムーチョ(お徳用サイズ)の1枚1枚を大切にいたわりつつ、一生懸命口に放り込んでいったのでした。

 

 

 

 

平成29年12月の教室日程


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こんにちは。

 

早いものでもう12月近くなりましたね。12月の教室日程です。

 

平成29年12月2日(土) 9時30分から12時30分

平成29年12月9日(土) 9時30分から12時30分

平成29年12月16日(土) 9時30分から12時30分

※最終11時30分までに入室ください。

 

16日が年内最後のお稽古です。

ワンコイン体験(500円)もいずれの日も可能です。

ご興味ありましたらいつでもこのブログからメッセージお待ちしています。

道具は全てありますので手ぶらでお越しください。

 

 

アートの秋

天気もいい日が続きましたね。ようやく秋が来た気がします。

 

アートの秋。アート作品や国宝を見てきました。

 

まずは宝塚てんてん

 

宝塚ガーデンフィールズ跡地にて行われています。ガーデンフィールズの跡地の風情を活かしたアート作品が並べられています。屋外にも作品が多数ならんでおり、何とも言えず調和して歩いて回るだけでもおもしろい。


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ラップのアート。このアーティストは高校時代部活の顧問の先生。透明なラップと緑色の風船。色のコントラストも面白い。何かを訴えかけています。

 

床に置かれたラップの配置の話をしていると、

「書の余白みたいなもんかな」

と言われました。なるほど、なるほど。


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ちいさな女の子が見ていたときに「ちょっと風船割ってみようか」と、先生がはさみで「ぱん!」と割りました。

 

「おお~」というみんなの声。それでもラップはそのままの姿をとどめ、風船だけが割れてしぼんでいました。おもしろい。


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「いつかコラボでも」と帰り際に声をかけてもらいました。

 

書は文字が強烈な意味を発します。透明なラップが持つ意味深さをぶち壊してしまうかな、と思うのですが・・・ラップと書のコラボはおもしろいな。いつか、やりたい。

 

日は変わり、京都国立博物館に行ってきました。

kyoto-kokuhou2017.jp


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 50分待ちでした。あーしんど。

 

書は「孔侍中帖」がありました。王義之の書を極めて精緻に写し取ったもの。他の展示は人だかりでしたが、ここは人も少なく、じっくり眺めることが出来ました。


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金印もよかったです。西暦57年に後漢光武帝が倭の国王に送ったもの。思ったより小さくて、2000年近いときを経てもぴかぴかに輝いていました。

 

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wikipediaより引用しました)

瓢念図。水墨画の名品です。これを見れたのがうれしかったです。禅の公案で、つるつるのひょうたんでつるつるのなまずを捕まえるには?という内容。上の文章は僧がそれぞれにその答を書き記しています。どんな回答を書いているのか気になるけどわかりませんでした。

 

優れたアートや名品を目に焼き付けたので今月も教室や書の活動すすめていきます。