くすのき書道教室ー兵庫県川西市ー

墨の香りx木の香り/ひとりひとりを丁寧に、少人数の書道教室

森の神が宿る

名古屋に来ています!


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 名古屋城でお祭りやっていました。おばちゃんたちを中心に盆踊りをやっていたのですが、

 

ん?なんか聞いたことのある歌だな・・・。

 

氣志團One Night Carnivalで盆踊りしている!びっくりしました。振り付けは氣志團のとは違う完全オリジナル盆踊りバージョン。おもしろかったです。MCのおばちゃんが、「こんな歌も踊れるんですよ~。じゃあもう一回行ってみましょう!ワンナイトカーニバル!」ってもう一度歌が始まりました。おかわりか!すごい盛り上がりでした。


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ところで皆さんはロウリュってご存知ですか?

 

名古屋でウェルビーというカプセルホテルがあり、その大浴場に気持ちよく浸かっていたら。

 

「ロウリュ、今から始まります」

と浴場で係員さんがふれてまわっていました。

 

『ん?ロウリュって何や?』

 

と思ったのですが、湯船につかっていた数人の方がぞろぞろとサウナルームに入っていったので、まあ何事も経験かと思いサウナに私も入っていきました。

 

そこでこんな説明がありました。

 

 サウナの本場“フィンランド”では、熱せられたサウナストーン(香花石)に、アロマウォーターを注いで水蒸気を発生させ、急激に湿度を上昇させることを「ロウリュ」と呼び、そこには「森の神が宿る」と言われています。

 

「森の神が宿る」!これは木を愛する書人としてはやっておくべきだと、この偶然に感謝しました。

 

ところが

 

ただでさえ熱いサウナの中。係りの方が熱してある石にお湯をかけると一気に熱さ倍増。一気に90度まであがっています。

 

うわ、これはきついわ。と思ったのもつかの間。

 

係りの方が順番に大きいタオルをバサ、バサと煽いでいきました。ただでさえ熱いのに、風を起こすともっと熱い。煽がれている人も「うほっ」とか声をあげながら頭を下げているのです。神社で「お頭をおさげください」といってお祓いするみたいな雰囲気。

 

いよいよ私の番。

バサ、バサ。「森の神が宿ります」

声を出すのは恥ずかしいと思い歯をくいしばって熱い風を一身にうけとめました。

 

室温はほぼ100度。いや、まずい、これはちょっと倒れたら大変だぞって思ったのですが誰も脱落者が出ない。『最初の脱落者にはなりたくない・・・』って変なプライドが邪魔をして、しばらくお頭を下げていました。

 

全員煽ぎ終わったのでもう解放されるのかと思ったら、係員の方はこう言いました。

 

「おかわりいきます!」

 

ええっ。二回目?いや誰かアンコールしたっけ?しかもおかわりってなんの専門用語ですか!?それでもまた順番にサウナにいる人たちはお頭を下げていきました。

 

ついに私の番になりました。もうどうにでもなれと、覚悟してお頭を下げました(自分でお頭というのはおかしいですね)

 

どうやってさらにこの熱さを耐えるか。何かいい方法はないか。九九を唱えるとか、必死で違うこと考えるか、迷ったのですが、とっさに出てきたのは

 

「般若波羅蜜多・・・」

 

お経かよ!写経の効果がこんなところで出るとは思いませんでした。もう周りの人に『こいつ変な宗教に入ってるんじゃないか』とか誤解されてもいい、もう熱さを忘れるにはこれしかありませんでした。

 

なんとかお経を唱えて耐えてしばらくおかわりが続いていきます。最後の方のおかわりが終わったあと、ついに奇跡が起こりました。

 

「あ、僕もう出ます」

 

端っこにいたお兄さんが勢いよくドアを開けて飛び出していったのです。これはチャンスだ、森の神が私にも降りてきたぞとばかり、しれっとその人の後ろをついていきました。

 

水風呂に浸かりながら(これもしばらくきつかった)サウナの中をのぞいていると、またおかわりしていました。サウナの達人たちがお頭をさげていました。

 

でもね、上がった後すごく気持ちいいんです。森の神が宿るっていうのもわかるような気がします。ロウリュ、また機会あればチャレンジしてみたいと思います。みなさんも機会あればぜひ。そして名古屋にお泊りの際はウェルビーのカプセルホテルに行ってみてください。

 
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あ、書のネタじゃないな・・・今日のブログ。ま、お盆休みということでお許しを。