くすのき書道教室ー兵庫県川西市ー

墨の香りx木の香り/ひとりひとりを丁寧に、少人数の書道教室

わたしを見てください♪

道教室はお盆休みです。お問い合わせいただきました方申し訳ございません。

 

次回は8月19日(土)9時半~。体験などご興味ある方お待ちしています。

 

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硯を磨きました。泥砥石といって泥の塊で硯を研ぎます。墨のおりがこれでよくなります。お盆休み、基本的にのんびりだらだらしたいのですが、こういう作業をすると少し気分新たになります。

 

ゆっくりと1時間かけてたっぷり墨を磨りました。榊莫山氏が墨は磨りたてよりも少しおいてからかくほうがいい色が出ると書かれていた記憶があります。長い休みのように余裕のある時は磨ってから2時間くらい経ってからかきはじめます。

 

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篠田桃紅氏の本を横になりながら読みました。墨と筆で表現する芸術家です。御年100超えています。

 

桃紅氏は戦後まもなくアメリカを始め世界各国に招かれて書作品を発表しました。まだ行き来が簡単ではない当時、女性書家がアメリカにわたるというのはすごいことだったようです。

 

アメリカに渡る前、桃紅氏は「遵守すべき七箇条」をアメリカ通の方から教えられたそうです。

 

「第一に自分の仕事を、自分の作品を見せること」

 

桃紅氏は当然アメリカで自分の作品を見てもらうために行くので守るも守らないもなかった、のようなことを書いてられました。

 

私はこれを読んで世界で活躍しようとする芸術家ってすごいよなと思いました。


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私は自分の書を人に見せることが恥ずかしいです。人前で脱げと言われるのと、お前の書いたものを見せろと言われたら、脱ぐことを選ぶかもしれません。

 

僕なんてまだまだ下手くそで…誰もどうせ見向きもしないし、みんな書なんて興味なんてないよなぁ…。『おれってすごいでしょ?こんなの書けるんだよ?みたいな自慢にとられたらイヤだな』とか、『人知れずこっそり書くような謙虚な人でありたい』とか『批判されたらやだな』なとなど、俗っぽいいいわけを自分にしてしまっていました。

 

でも一方で 

 

『見てほしい、ありのままの私を見てほしい』、って心のどこかでは思っているのです。ついでに生まれたままの私も見てもらいたい!いつでも見せます!いや、捕まるか。

 

やっぱりなにはなくとも、自分の書作品を人に見てもらいたい!この本を読んでようやくそう思えてきました。

 

少しでも誰かになにかを感じてもらいたい!感じてもらうために書こう。そうぼんやりと思えてきたのです。

 
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見てもらうために書こう。そう思って今日は『木』を書きました。最近ハガキ作品を多く作っています。炎、光、水、木。自然の一字特集。毎回墨色やにじみ具合にもこだわっています。

 

本当は生を見てほしいんですけどね。そのチャンスが来るまではblogやInstagramで。

 

どうでしょうか?この木を見て何か思ってもらえたなら嬉しいです。

 

ちなみにうちの人には

 

「小学校1年生が書いたみたいだけど大丈夫?」

 

と心配されました…。

 

これからもどんどん作品作ってアップしていきます!あ、9月の展覧会についても近いうちに報告します。

 

では引き続きよいお盆休みを。私もだらだらのんびり自然体な毎日を送ります~。